【まとめ】テレビ業界キー局の特徴や年収を口コミで比較してみた

【まとめ】テレビ業界

こんにちは。わさお(@wasataka)です。

テレビ業界は就職・転職の狭き門のため、その実態はなかなか表には出てきません。

今回はそんなテレビ業界の実態を調査・比較しました。

参考にしていただければと思います。

1.今回調査したテレビ局5社

1-1.NHK

NHKの特徴

・NHKは民放ではなく、日本の公共放送を取り扱う特殊法人で、放送法と公共放送の原則に基づいた運営を行っています。通常、公共放送を行う放送局における財源は視聴者から徴収する受信料や政府負担によって補われます。

NHKの年収

平均年収:1,115万円

3年目:500万円
5年目:700万円
課長:900万円
部長:1,200万円
局長:1,500万円

・基本給は総じて低く、残業代で稼いでいる人が多い。

・賞与査定はあるが、大きな差はつかない。

・若手のうちは横並びで年功序列だが、管理職になると大きな差がつく。

NHKの代表的なテレビ番組

【NHK】
NHKニュース・国会中継・連続テレビ小説・大河ドラマ・あさイチ・ガッテン!・サタデースポーツ・NHKのど自慢・みんなのうた・チコちゃんに叱られる!・NHKスペシャル・目撃ニッポン・プロフェッショナル 仕事の流儀・ブラタモリ

【NHK教育テレビ】
おかあさんといっしょ・いないいないばあっ!・ピタゴラスイッチ・にほんごであそぼ・天才てれびくんYOU・おじゃる丸・忍たま乱太郎・おさるのジョージ・みんなのうた・NHK手話ニュース・きょうの健康・きょうの料理・おとなの基礎英語

NHKの評判・口コミ

・残業も厭わない文化だったが、働き方改革の影響もあり、勤務時間管理が厳格化している。

・災害や緊急報道への意識が高く、その点は一貫している。

・育ちが良く、素直で真面目な人が多い。

・職種別に採用・育成が行われるため、部門によって文化は異なる。制作部門は自由度が高い。報道部門は規律重視、管理部門はコンプライアンス意識が高い。

1-2.日本テレビ

日本テレビの特徴

視聴率三冠(全日・プライム・ゴールデンの時間帯の視聴率トップ)を6年連続で獲得。どの分野の番組も強いのが特徴。

日本テレビの年収

平均年収:1,370万円


新卒:800~900万円
5年目:1,000万円
係長:1,500万円
課長:2,000万円
部長:2,400万円

日本テレビの代表的なテレビ番組

笑点・世界の果てまでイッテQ!・24時間テレビ・金曜ロードSHOW!・ヒルナンデス!・1億人の大質問!?笑ってコラえて!・天才!志村どうぶつ園など

日本テレビの評判・口コミ

・社員同士の連帯感は強く、物事に対して団結して乗り越えていこうという意識が根底に存在している。

・コンプライアンスはかなり厳しい。

・若手は真面目で優秀な人が多い

・福利厚生は非常に充実している

・男女分け隔てなく評価され、女性が働きにくいような雰囲気は感じられない

・人事異動が多い

・数年に一回ジョブローテーションがあるため、希望の場所でなくてもいずれ希望の部署に行ける

・日本企業特有の文化が根強く、しがらみやお役所的なところも多い

1-3.テレビ朝日

テレビ朝日の特徴

テレビ朝日は元々日本教育テレビとして誕生したため、ドラえもんやクレヨンしんちゃんを始めとした子供向け番組に強いです。

また、サッカー日本代表の放映権を持っており、スポーツにも強いことが特徴です。

テレビ朝日の年収

平均年収:1,350万円


新卒:800~900万円
5年目:1,000万円
係長:1,500万円
課長:2,000万円
部長:2,400万円

テレビ朝日の代表的なテレビ番組

ドラえもん・クレヨンしんちゃん・ANNニュース・グッド!モーニング・ミュージックステーション・徹子の部屋・お願い!ランキング・ロンドンハーツ・アメトーーク!・タモリ倶楽部・激レアさんを連れてきた。・ビートたけしのTVタックル・M-1グランプリ・朝まで生テレビ・そうだったのか!池上彰の学べるニュースなど

テレビ朝日の評判・口コミ

・組織の流動性が低く、馴れ合いの雰囲気がある。よく言えば、和気藹々。

・コンテンツの多くをアウトソースしているため、局員がコンテンツ制作に関われる機会が少ない。

・完全なる年功序列で、若手が少なく、40代以上の社員が多い。

・自由に発言しづらい雰囲気がある。

・個人的な感情や気分で判断する上司が多く、若手にとって士気が上がらない環境である。

・新しいことをやる社員が評価されるようになってきており、チャレンジ出来る環境である。

・トップダウン体制が強く、現場を大事にしていないと言われることが多い。

1-4.TBS

TBSの特徴

ドラマのTBSと言われ、歴代ドラマ視聴率ランキングの1~4位をTBSが独占している。利益額は放送事業よりも「コンテンツ事業」や「不動産事業」のほうが大きい。

TBSの年収

平均年収:1,580万円


一般:800~1,000万円
次長:1,400万円
部長:1,800万円
理事:2,200万円

TBSの代表的なテレビ番組

サンデーモーニング・サンデー・ジャポン・世界ふしぎ発見!・マツコの知らない世界

TBSの評判・口コミ

・人事についてはほぼ年功序列

・男女差別なく、産休育休制度も充実。社内に保育所もある。

・制作現場はほぼプライベートはないほど忙しく、同業他社と比べてもハード

・現場至上主義の空気が強く、管理部門の評価は低い

・日本テレビ、テレビ朝日のような新聞社の影響は全くない

・保守的でリアクションが慎重、決定に時間がかかる

1-5.フジテレビ

フジテレビの特徴

テレビの視聴率は日テレに追い抜かされたが、「メディア・コンテンツ事業」や「都市開発・観光事業」が伸びており、メイン事業の「放送事業」を超える営業利益額を出している。

フジテレビの年収

平均年収:1,180万円


一般:800~1,000万円
主任:1,400万円
課長:1,800万円
部長:2,100万円

フジテレビの代表的なテレビ番組

・サザエさん・めざましテレビ・Mr.サンデー・MUSIC FAIR・ネプリーグ・奇跡体験!アンビリバボー

フジテレビの評判・口コミ

・基本的には年功序列で体育会系の会社

・明るい社風、自由で社員は過ごしやすい

・産休育休制度が充実しており、結婚出産後に復帰する女性も多い。ただし役員は男性が多い

・テレビが好きな人間にとっては日々、何らかのモチベーションを持って楽しく仕事ができる環境

・給与面は賞与に依存する部分が多いため、業績によって左右される。

・近年は業績も停滞し全体の年収が下がっているが、まだ他業界と比較するとかなり高い

・制作部門はワークライフバランスという考えが基本的になく、昼も夜もなく働いているイメージ。管理部門は調整しやすい。

・人事評価は上司に気に入られるかどうかで変わる

・コネ入社が多い

2.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は主要テレビ局の実態を比較しました。

入社するには狭き門のテレビ局業界は新卒1年目から1,000万円近い給料をもらえる超高給取りの業界です。

広告費や視聴率は落ちていますが、質の高いコンテンツを制作できるテレビ局はまだまだ生き残っていくと感じました。

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