【初心者向け】サラリーマンが個人事業主として開業する方法を一から解説

こんにちは。わさおです。

今回はサラリーマンが個人事業主として、開業する方法について解説したいと思います。

私自身、これまで10年近くサラリーマンをやっておりますが、2社目の企業に転職したことをきっかけに、個人事業主として副業を始めました。

その結果、仕事面でもお金面でも大きなメリットを得られることができました。

「サラリーマン+個人事業主」は攻めと守りのバランスが最も取れた働き方だと個人的には思っています。

今後、転職することがあったとしても、副業可能な企業にしか行かないと思います。

この記事を参考に、新しい働き方の価値を感じてもらえれば幸いです。

1.なぜ、「サラリーマン+個人事業主」が良い働き方なのか

まず、最初になぜ「サラリーマン+個人事業主」が良い働き方なのかを実体験をもとに解説します。

1-1.お金を生む力が身に付く

まず、私が挙げたいメリットとして、「お金を稼ぐ力が身につく」というものがあります。

おそらく、サラリーマンの多くは自分自身の力でお金を生む経験をしたことが無いと思います。

サラリーマンというのは、会社から与えられた仕事をこなすことで、給料をもらえる仕組みですので、自分自身の力でお金を生んでいるわけではありません。

例えば、明日から会社が無くなってしまったら、生きていくことが出来ないのがサラリーマンなのです。

一方、自分自身でお金を生むことが出来れば、会社にしがみつく必要はありません。

私自身、会社が無くなったとしてもなんとか生活できるくらいのお金を生むことは出来るので、今いる会社に固執することは無いです。

つまり、会社に人生を縛られずに、自分自身で人生の選択が出来るということです。

1-2.仕事における視野が広がる

次に挙げたいメリットとして、仕事における視野が広がるというものがあります。

サラリーマンとして働く場合、その多くは会社の一部門に所属して、その部門の仕事をすることになります。

つまり、営業であれば営業の仕事、経理であれば経理の仕事をやることになります。そして、その仕事はあまり変わることはありません。

一方、個人事業主になった場合、仕事における一連の流れを一通りやらなければいけません。

例えば、何か物を作って売る仕事だとしたら、「商品開発」「営業」「広報・宣伝」「経理」などの仕事を自分自身で担うことになります。

もちろん、アウトソースも可能ですが、いずれにしても一連の流れは把握していないと、アウトソースも出来ないということになります。

サラリーマンをやっていては経験することが無かった職種の仕事もやることで、仕事の視野が広がるという点がもう一つのメリットになります。

1-3.節税効果がある

もう1点、節税効果があることも個人事業主のメリットです。

個人事業主は、「事業に関係する」費用を経費にすることが出来ます。

経費にすることで、課税所得が減りますので、その分、所得税や住民税などの税金が少なくすることが可能になります。

これに関しては、多少税金の知識が無いと理解しにくい点になりますので、詳細は挙げませんが、例えば以下のようなものが経費計上出来ます。

経費計上できるもの
  • 事業に関連する書籍代やサービス代
  • 交通費
  • 社内での会議費
  • 取引先との交際費
  • 通信費(事業に関連する携帯代やインターネット代)
  • 家賃(事業に関連する割合のみ)

ポイントは、事業に関連するものが経費計上できるという点です。

これらの経費が増えれば増えるほど、節税効果は高くなるため、場合よっては、所得税や住民税が安くなるということも起こり得ます。

2.サラリーマンが個人事業主として開業する手順

では、ここからは個人事業主として開業する手順について説明します。

始める前は難しそうなイメージがありますが、やってみるとかなり簡単ですので、心配せずに付いてきてください。

2-1.勤めている会社で副業出来るのかを確認する

まず、やるべきことはそもそもサラリーマンとして勤めている会社で、副業することが可能かどうかということです。

最近は副業可能な企業も増えてきましたが、まだまだ副業禁止にしている会社のほうが多いですので、よく確かめる必要があります。

ちなみに、副業可能な企業について、下記のサイトで一覧で確認出来ますので、参考にしてみてください。

参考サイト

外部サイト『副業解禁企業180社

2-2.事業計画を立てる

次にやるべきことは、何の事業でお金を稼ぐか考えるということです。

これは人によって、得意不得意が異なりますし、何をやりたいかにもよるかと思います。

もし、特にやりたいことが無く、何でもよいからやってみたいということであれば、まずは「物販」をおすすめします。

「物販」は始めるまでのハードルが低く、収益化もしやすいです。

私自身も今はブログのほうがメインですが、個人事業主になった当初は物販をやっていました。

「物を仕入れて、販売する」というのは、商売の基本ですので、やってみて損はないと思います。

具体的な方法については、下記の書籍が分かりやすくておすすめですので、参考にしてみてください。

2-3.開業届を作成する

さて、事業計画が立てられたら、いよいよ開業届の提出です。

開業届のフォーマットは、『国税』のサイトで入手できます。

国税庁のサイトに『個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)』というリンクがありますので、そちらをクリックしてください。(上記写真の赤枠の中)

こちらをクリックすると、下記のような様式のページに移りますので、PC上で記入して印刷すればOKです。(印刷した後に、手書きでもOKです。)

ちなみに、各項目について一部補足させていただきます。

項目名説明
納税地基本的には居住地でOKです
個人番号マイナンバーのことです
職業新しい事業を記載します
(勤めている会社ではない)
屋号個人事業主なので、「〇〇株式会社」「〇〇合同会社」とかはNG
届出の区分開業をチェックします
所得の種類事業所得にチェックします
開業・廃業等日提出日より1ヶ月以内の日付が基本的なようですが、過去日であれば、受理してくれます

あと、分かりにくいものとして、以下の項目がありますが、こちらは自分で調べた上でチェックをお願いします。

項目名説明
「青色申告承認申請書」又は「青色申告の取りやめ届出書」こちらは「有」をおすすめします。
※帳簿をしっかりつける分、控除額が上がります。
消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」基本的には「無」で良いです。
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の提出の有無基本的には「無」で良いです。

参考:もっと簡単に開業届を作成するには

開業届を書くこと自体はそんなに難しくないのですが、後の工程の「青色申告承認申請書」や「収支計上」のことを考えると、ソフトで一括管理してしまったほうが楽になります。

そこでおすすめしたいのが、「freee(フリー)』というクラウドソフトです。ソフト上の質問に答えていくだけで、簡単に開業届や青色申告承認申請書の作成が可能です。

また、『収支計上』や『確定申告』もかなり分かりやすく楽に出来るので、絶対に導入することをおすすめします。

会計ソフトが無い状態で、収支計上や確定申告を行うのは、ほぼ無理と言って良いと思います。

ちなみに、いくつか有名な会計ソフトは試してみましたが、個人的にはこの『freee(フリー)』一択です。

それほど、使いやすくておすすめのソフトになりますので、是非開業する前に登録することをおススメします。※ちなみに、開業手続きだけであれば、無料で利用できます

↓↓下記をクリックすれば、『freee(フリー)』の公式サイトに遷移します↓↓

2-4.青色申告承認申請書を作成する

開業届だけでも、開業は可能ですが、個人的には「青色申告承認申請書」も合わせて提出することをおすすめします。

青色申告承認申請書を提出すると、青色申告が出来るようになります。ちなみに、提出しないと白色申告になります。

それぞれの違いを下記の通り比較してみます。

青色申告白色申告
控除額65万円の控除あり控除なし
赤字3年間繰り越し可能繰り越し不可
経費計上家賃や光熱費を一部経費計上可能経費計上不可
記帳複式簿記での記帳が必須単式簿記での記帳で良い

簡単にまとめると、青色申告は、節税面でのメリットが大きい分、複式簿記での記帳をしなければいけないということになります。

一方、白色申告は単式簿記で簡単に出来ますが、節税面でのメリットはありません。

ちなみに、私は簿記3級程度の知識しか無く、複式簿記と単式簿記の違いはあまり分かっていませんが、上記でおすすめした『free(フリー)』を使っていれば、何も考えることなく自動で複式簿記を作成してくれます。(もちろん、日々の計上処理は必要です)

『freee(フリー)』は月々の利用料が最低980円/月かかりますが、元は十分取れますので、是非導入をおすすめします。

【参考】freeeのプラン

スタンダードプラン(月額1,980円)やプレミアムプラン(3,316円)もありますが、スタータープラン(月額980円)で必要十分な機能は揃っています

ちなみに、私もずっとスタータープランを使っています。

2-5.『開業届』と『青色申告承認申請書』を税務署に提出する

さて、書類が提出できたら、それらをお近くの税務署に提出しましょう。

私は過去2回提出したことがあるのですが、どちらもあっさり受け取ってくれました。

もし、何か不備があれば、そこで指摘してくれます。

【注意】控用は必ず押印してもらって保管しておく!!
開業届の控えは、個人事業主関連の手続ききで求められるケースが結構あります。そのため、提出用と控用を必ず作成し、控用は手元に置いておくようにしてください。
また、税務署の押印が無いと無効ですので、必ず控用にも押印してもらってください。

2-6.収支計上を行う

さて、日々の収支計上ですが、これはこまめにやっておくことをおすすめします。

確定申告前に一気にやろうとしてもかなり負荷がかかりますので、理想は月ごとにしっかり締められると良いと思います。

『free』はスマホでもアプリがあり、そちらからも収支計上が出来ます。私は忘れないように、経費や売上が発生したら、すぐにスマホで登録しています。

参考までに私がよく使う勘定科目をリストアップしましたので、参考にしてみてください。

区分勘定科目説明
収入売上高事業の売上
収入雑収入給付金やFXの収入など
支出外注費外注した際の費用
支出通信費携帯・インターネット代
支出新聞図書費書籍代・サイト代
支出消耗品費梱包材やインク代など
支出地代家賃住宅家賃のうち、事業に使っている分を案分

2-7.確定申告を行う

1年間の収支計上が出来たら、いよいよ確定申告となります。

しつこくて申し訳ないのですが、ここでも『freee』に任せれば、一発で必要書類を用意してくれます。

確定申告は、事業収支だけでなく、生命保険控除、医療費控除、ふるさと納税なども含めて作成が必要ですが、全て『freee』上で対応可能です。

『freee』が出してくれる質問に回答していけば、簡単に確定申告書類が作成出来ますので、何も心配はいりません

確定申告書類を無事に税務署に提出出来れば、それに応じて、追加で税金を支払ったり、税金が戻ってきたりします。

しっかり帳簿を付けていれば、特に指摘が入ることもありませんので、安心してやってみてください。

【まとめ】副業可能なサラリーマンは今すぐにでも始めるべき

いかがでしたでしょうか。

今回は、サラリーマンが個人事業主として開業する手続きについて解説しました。

再三申し上げたとおり、『サラリーマン+個人事業主』は現代における最もバランスの取れた働き方だと個人的には思っています。

また、仕事面やお金面でのメリットも大きく、皆さまにもこの感覚を味わっていただきたいと思っています。

将来的には事業を大きくして、日本社会に貢献できるようになれればと思っていますので、是非応援していただけるとうれしいです。

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