【まとめ】外資系コンサルでよく使われる横文字・カタカナのビジネス用語

こんにちは。わさお(@wasataka)です。

今回は外資系コンサルでよく使われる横文字のビジネス用語を紹介します。私はもともと日系企業に新卒で入社したため、正直外資系コンサルに転職したばかりのときは、社内の人がしゃべっている言葉が理解できないことが結構ありました。

私自身も忘れないよう記事にまとめましたので、是非参考にしてみてください。

目次

あ行

アーカイブ

まとめられた記録や資料。

アーキテクチャー

設計思想や構造。

アイドルコスト

企業の持つ設備や労働力が十分に活かせないことによって生じる損失。

アウトライン

物事のあらすじや概要

アカウンタビリティ

説明責任

アクションラーニング

組織における現実の課題を題材に、その解決策を考え、実行していくことで、個人・組織の成長を目指す学習法

アグリー(agree)

ある主張に対して同意すること

アサイン(assign)

割り当てる。任命する。

アサップ(ASAP)

出来るだけ早く

アジェンダ(agenda)

議題、計画、予定表。

アセスメント

評価・査定

アセット

資産・資源

アドホック

その場に応じた・場当たり的な

アベイラブル(Available)

空いていること。コンサルではプロジェクトにアサインされていない状態をアベイラブルと言う。

アライアンス(Alliance)

業務提携

アライン

連携

イシュー

重要な課題・論点

イニシアティブ

主導権

インスパイア

ある人物の思想や行動に、自分の思想や行動が影響されたり、新たな価値観やひらめきを与えられたりすること

インセンティブ(Incentive)

動機付け・報酬

インタラクティブ

双方向にやり取りをすること

エイチアール(HR)

人事部門・人事担当

エコシステム(Ecosystem)

生態系。互いに独立した企業やサービスが相互に依存しあって一つのビジネス環境を構築すること。

エンパワーメント

意思決定の権限などを現場や部下に与えることで、個人の自主的な行動と能力を引き出し、組織全体の生産性を向上させる取り組み。

オーセンティック

本物、正真正銘、信頼できる

オーソライズ

①公認される、正当と認める
②(IT分野では)登録、正式購入

オピニオン(Opinion)

意見・見解

オポチュニティ

機会

か行

カウンターパート

異なる組織で立場や役割が自分と同等の相手のこと。

クライテリア

基準

グランドデザイン

壮大な図案、設計、構想があり、かつ長期にわたって進められる大規模な計画

KPI(Key Performance Indicator)

重要業績評価指標。目標に対する状況を示す指標。

ゲームプラン

試合をどう戦うかの戦略・計画

コア・コンピタンス

競合他社にはない企業の中核となる能力・強み

コミット(Commitment)

約束・責任

コモディティ化(Commodity)

商品の市場価値が下がり、他の商品と同じくらいの価値になり、差別化が出来なくなっていること。

コンセンサス(Consensus))

意見の一致・合意

コンフリクト

相反する意見や利害が衝突し、緊張状態になること。軋轢。

コンティンジェンシープラン(Contingency plan)

緊急時の対応計画。不測の事態が発生することを想定し、被害や損失を最小限にするための対応策や行動手順。

さ行

シックリーブ(Sick leave)

有給病気休暇

ジャストアイデア

深く検討したわけではない単なる思い付き

シュリンク(shrink)

縮小

シンギュラリティ

AIが人類の知能を超えることによって起きる世界の変化を指す概念

スキーム(scheme)

枠組みや仕組み。

ストラテジー(Strategy)

戦略

セクショナリズム

組織や集団内部の各部署が互いに協力せず、自分たちの利害や立場にこだわって他を排斥する傾向のこと

た行

デマンド(Demand)

需要・要求

な行

ナレッジワーカー

専門的な知識を活かし、企業への新たな付加価値を生み出す労働者のこと。代表的な職種として、コンサルタント業が挙げられる。

は行

パートナーシップ(Partnership)

英米法で認められている共同企業形態の一種。金銭・役務などを共同出資して事業を営む関係。

バイアス

先入観や思い込みによりものの見方が偏っていること、認識が歪んでいること

バジェット

予算や経費

ハブ

中心となるところ

パラダイム

①時代を表す枠組みや考え方
②企業内で共有されている考え方

ヒューリスティック

経験則に基づき、時間をかけずにある程度のレベルで正解に近いものを見つける方法

ピリオド(Period)

期間。

ファクト(Fact)

事実。

ファシリテーター

会議を運営・管理する進行役

フィージビリティ

実現可能性

フォーカス(Focus)

焦点を当てる、集中させる

プライオリティ(Priority)

優先順位

ブレイクスルー

現状を打破し、急成長すること

プロダクトアウト

企業が作りたいもの、作れるものを基準に商品を開発、生産し、消費者に販売すること。対義語は「マーケットイン」

プロモーション

①販売促進活動
②昇進

ベネフィット

利益や恩恵、ためになること

ペンディング(pending)

先送りまたは保留にすること。

ポジショニング

自社の製品やサービスを他社と差別化し、顧客に独自性のあるものと認識されるような位置づけをすること

ま行

マーケットイン

消費者の意見やニーズを最優先して商品を開発、生産し、販売すること。

マーチャント

商品の販売やサービスの提供を行う個人や企業

マインドセット

教育、経験、価値観、信念などから形成される基準となるものの見方、考え方

マスト(Must)

絶対にしなければいけないこと。

マテリアル(Material)

資料

マネタイズ

無料提供しているサービスを収益を生み出すサービスにすること

メイクセンス

理解できること、理にかなっていること

メソッド(Method)

方法や方式。

ら行

リテラシー(Literacy)

知識や情報を有効活用できる能力。

レベニュー(Revenue)

定期的な収入

ローンチ

新商品や新サービスを発表すること

ロジック

正しい結論を出すための思考の筋道のこと

ロングテール

まれにしか売れないものを多くそろえることで売り上げを伸ばす手法、またはその商品群のこと

わ行

ワークフロー

情報や業務のやり取りの一連の流れのこと

【番外編】外資系コンサルでよく使われる横文字ベスト10

10位:ナイストゥーハブ(Nice-to-have)

初めて聞いたとき、「は?」と思いましたが、結構使う人います。

意味は「あるといいね」みたいなそんな感じらしいです。反対語はマストです。使えるチャンスがあれば使ってみたいですが、なかなか自然に出てこないです。

9位:フェアウェル(Farewell)

略さずに言うと、Farewell Partyです。意味は「送別会」です。

コンサルはメンバーの入れ替わりが頻繁にあるため、フェアウェルがよく開催されます。

8位:ケイパビリティ(Capability)

意味は企業や個人が持つ「能力」のことです。

自分自身のケイパビリティを高めることがコンサルタントの価値向上につながります。

7位:フィージビリティ(Feasibility)

フィージビリティは「実現可能性」という意味です。

策定した計画に対して、「このプランのフィージビリティをもう少し検証しないとね」みたいな感じで使われます。

6位:デュー(Due)

締め切り」という意味です。

これは対面でも使われますが、どちらかというとメールとかシステムでよく見られますね。

5位:オポチュニティ(Oppotunity)

そのまま和訳すると「機会」なのですが、コンサル業界では「営業の提案機会」もしくは「(プラスの文脈で使われる)プロジェクト」を指しています。

4位:バジェット(Budget)

これは「予算」ですね。

プロジェクトや個人の裁量で割り当てられている予算という意味でよく使われます。

3位:デリバリー(Delivery)

普通に和訳すると、「配達」という意味ですが、コンサル業界では「プロジェクト業務を遂行すること」を表します。

ちなみに、コンサル業界では、若いうちはデリバリースキルが求められ、立場が上になるとセールススキルを求められる傾向にあります。

2位:バリュー(Value)

バリュー。これはコンサル業界では本当によく使われます。意味は「価値」です。

一般的にコンサルタントは単価が高く、お客様から必要が無いと思われれば、すぐに契約が切られてしまいます。(外資系コンサルは特に高い)

そのため、自分自身やプロジェクトがお客様にとって価値があるかを常に自問自答しなくてはいけません。

常にバリューの高い仕事が求められるのがコンサルタントの仕事なのです。

1位:クライアント(Client)

1位はこれですね。クライアント。

これはもう普通に使います。意味は「お客様」です。

今や普通に使ってしまうのですが、外資系以外の人に使うと、「なにかっこつけてんだよ」みたいなこと言われます。

そのくらい違和感があるのについ使ってしまう言葉がクライアントです。

【まとめ】この記事に掲載している横文字は使いこなせるようになろう

いかがでしたでしょうか。

今回は外資系コンサルでよく使われる横文字について紹介しました。

ここに掲載されている言葉はコンサルの人は普通に使ってくるので、覚えておきましょう。

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