今回は現役コンサルタントの私がおすすめしたいビジネス書を紹介する。
年間平均読書数がだいたい300冊くらいです。本当に本を読む人と比べると多くはありませんが、一般の人が読む平均数よりかは多いかなと自負しております。
この記事では経営コンサルタントが関連するテーマ別におすすめの本を紹介していきたいと思います。
1.就職・転職
コンサルティングファームに入社したい人におすすめの本を紹介します。
コンサルへの就職・転職を考えている人は、ここで紹介している本は必ず読んでいただきたいです。
過去問で鍛える地頭力
この本は外資系コンサルで行われるケース面接の対策本です。ケース面接の答えを導く方法について書かれています。
ケース面接が無い場合も、コンサルティングファームの面接では論理的思考力があるかどうかを問われますので、是非読んでおきたい1冊です。
東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート
こちらの本も同じくケース問題の対策本です。フレームワークを使って、ロジカルに回答を導く方法が書かれています。
巻末のフレームワーク集を覚えておくと良いと思います。
現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
こちらはフェルミ推定の解き方を解説した本です。フェルミ推定ははっきり言って対策したかどうかで決まりますので、必ず読んでおいたほうが良いでしょう。
フェルミ推定は、対策すれば誰でも出来てしまうため、最近ではあまり面接には問われなくなってきているようですが、考え方としては覚えておいたほうが良いです。
2.資料作成
このブログでもたびたび記事にしている資料作成ですが、おすすめの本もいくつか紹介しておきます。
経営コンサルタントだけでなく、会社の資料作成に携わる方にはおすすめの本です。
外資系コンサルのスライド作成術
外資系コンサルの資料作成の基本が詰まったような1冊です。
外資系コンサルタントの多くの人が読んだことがあると思います。この本に書かれているルールを知っているか否かで、仕事のやり易さは大きく変わってくると思います。
社内プレゼンの資料作成術
社内でプレゼンをする機会がある人には是非読んでいただきたい1冊です。
プレゼンは資料の分かりやすさで大きく左右されます。この本は分かりやすいプレゼン資料の作り方に特化しており、とても勉強になります。
3.エクセル
Excel 最強の教科書
エクセルはこの1冊を読めば、基本的なことは学べると思います。
逆に言えば、コンサルタントであればこの本の内容はマスターしていないといけないです。
エクセルに自信がある人も復習の意味で読んでみることをおすすめします。
4.思考法
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
この本では、そもそも地頭力は何かという定義から入ってくれます。
そして地頭力を鍛えるための3つの考え方を解説してくれる本です。
コンサルタントに限らず、高校生以上であれば、どんな人にもおすすめしたい本です。
新版 問題解決プロフェッショナル
この本はコンサルタントには定番の本です。
MECE、ロジックツリー、ゼロベース思考、仮説思考などのコンサルタントにとって基本的な思考法が具体例を交えて書かれています。
私も仕事で思い詰めたときに読み返すことがあります。
イシューからはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」
これもコンサルタントの定番本です。
元マッキンゼーの安宅さんが書かれた本で、生産性を高めるための考え方について解説されています。
シンプルなのですが、これを意識しているかしていないかで生産性に大きな差が出てくると思います。
5.経営戦略
戦略プロフェッショナル
この本は私が社会人1年目のときに直属の上司からもらった本です。
当時、私は通信会社で働いていたのですが、この本をきっかけに経営コンサルタントに興味を持ち始めました。
その上司もこの本の考え方を取り入れているのか、今では大出世してしまいました。
ストーリーとしての競争戦略
この本は戦略好きの人にとっては引き込まれること間違い無しです。
全体のストーリーとしての戦略と個々の戦略の関係性が描かれた部分は非常に面白く、勉強になりました。
戦略「脳」を鍛える
BCGの御立さんが書いた一流コンサルの戦略立案に関する考え方についての本。
コンサル本の中には、難しい内容の本もあるが、本書は平易な日本語で分かりやすく、かつ、丁寧なのが特徴。
6.財務会計
財務3表一体理解法
この本は決算書類の眺め方を学びたい人に良い本です。著者は金融の専門家ではないため、初心者にも分かりやすく書かれているのが特徴です。
7.IT
いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書
ITの知識を身に付けるのに最も手っ取り早いのはITパスポートの勉強をすることです。
ITパスポートはITを体系的に学ぶのに最も適した資格だと思います。
システム発注から導入までを成功させる90の鉄則
この本はシステム開発に関わる一連の流れを学ぶのにおすすめの本です。
技術者向けというよりは、システム開発に関わることになった情報システム担当者や業務担当者におすすめの本です。
【まとめ】ここで紹介した本はコンサルタントにとって基礎レベル
いかがだろうか。
今回紹介した本は、経営コンサルタントの人にとっては基礎レベルであり、もしまだ読んでいなければすぐに読むべきものばかりである。
また、大前研一さんや安宅和人さんなどの一流コンサルタントが推薦する必読書について、下記の記事でまとめているため、こちらも合わせて読んで欲しい。
【ビジネスマン必見】一流コンサルタントが推薦する必読書を紹介します↓↓このブログが少しでもお役に立ったならば、応援クリック頂けると嬉しいです!↓↓