コンサルタントになってみて分かったのだが、実はコンサルタントはゲーム好きが多い。これは、インドア派の人や頭を使うのが好きな人が多いためだと思う。
私自身も小さいときはスーパーファミコンでよく遊んでいたし、大人になった今でもNintendo DSやスマホゲームをやることも多い。
ただ、私が本当に好きなのは、テレビゲームではなく、アナログのボードゲームである。
特に好きなアナログのボードゲームは、論理的思考力を鍛えられるものである。そのようなゲームには次のような特徴がある。
- 運の要素は少なく、考えることで勝率が上がる
- シンプルである
特に、(1)はボードゲームを購入する際に非常に重視している。運の要素が強すぎるゲームだと、面白さを感じないのである。
運と思考のバランスがうまく取れているゲームの一つは、『麻雀』だと思うが、この記事ではさらに思考力重視のゲームを紹介したい。
お子様がいらっしゃる方は、是非家族でもやってみていただきたい。
目次
1.バトルライン
ボードゲームを数多くやってきた私だが、その中でも「バトルライン」はトップクラスに面白いゲームの一つだと思っている。
1~10まで書かれた6色の「部隊カード」と、戦況に変化を与える「戦術カード」を駆使して、9つのフラッグを奪い合うゲームである。
どこのフラッグに自分の部隊を配置するのか、相手がどんなカードを持っているのか、なぜ相手がそこに配置したのか、などゲームの戦況を把握するために考える要素が多く、思考力を鍛えたい人にはかなりおすすめである。
なお、2人専用ゲームなので、大勢で楽しむゲームを求めている場合は適さない。
2.街コロ
街コロは、サイコロを使って、お金を増やしながら、施設を構築していく街づくりゲームである。自分が作った街を利用して、どんどんお金を増やしていき、最終的にいくつかあるランドマークをすべて建設したら、勝ちになる。
サイコロの出た目によって、施設からお金をもらえたり、相手からお金を奪ったり出来るため、一見運要素が強いように思えるが、実は頭を使って戦略的に施設を作っていかないと勝てないゲームである。
私が持っているボードゲームのなかで、おそらく最も遊んだゲームだと思う。2~4人用のゲームであるが、人数によって、有利な施設が変わってくるため、人数を変えてプレイすると色んな発見があって、面白い。
日本発ながら、ドイツのゲーム大賞にノミネートされており、世界的にも評価が高いゲームである。ぜひおすすめしたい。
3.ラミィキューブ(Rummikub)
まず、最初におすすめしたいボードゲームは、『ラミィキューブ(Rummikub)』である。
ラミィキューブとは、イスラエル発祥のテーブルゲームで、世界大会も開催されている。日本にもファンは多く、私の家族でも一番多くやっているボードゲームの一つである。
赤・青・黄色・黒の4色のタイルに、それぞれ1~13までかかれたものが2枚ずつで構成されている。
プレイヤーは自分の手牌にある全てのタイルを無くせば勝ちとなる。
各プレイヤーの思考時間は1分と決められており、頭の回転の速さが求められる。
4.アルゴ(algo)
『アルゴ(algo)』は、シンプルながら論理的思考力を試されるゲームだ。
パッケージに書かれている通り、頭のよくなるゲームとされている。色々な学校で教材としても使われており、お子様がいる家庭にもおすすめだ。
アルゴは、算数オリンピック委員会(会長:広中平祐京都大学名誉教授・文化勲章・フィールズ賞受賞)、東京大学数学科の学生有志、 第一回数学オリンピック優勝者で、大道芸人としても著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したゲームです。
ルールはカンタンですから、誰でもすぐにプレーでき、プレーするうちにゲームの面白さと奥深さに 驚くことでしょう。遊べば遊ぶほど集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考能力が向上します。 子どもから大人まで脳のトレーニングに役立つ、まさに「頭のよくなるゲーム」それがアルゴです。
『アルゴ』公式HPより
ちなみに、簡単にルールを説明すると、以下の通りとなる。
● 0~11までの数字が書かれた白と黒のカード24枚がゲームに使われる。
● カードは最初に1人あたり2~4枚配られ、自分のカードの数字は自分にしか分からない。
● プレイヤーは決められたルール通りに、カードを並べる。
● プレイヤーは順番に、対戦相手の伏せてあるカードの数字を推理して当てる。
● 自分のカードの数字やゲームを進めていくうちに分かってくる条件をヒントに、相手のカードの数字を全て当てれば勝ち。
シンプルながらも数字を当てるためには論理的に物事を考えなければならないので、頭を使うゲームが好きな人にはおすすめである。
5.コリドール(Quoridor)
次に紹介したいのは、『コリドール(Quoridor)』である。
このゲームは、将棋のようなマス目の盤面で行われ、自分の陣地から人形をスタートさせ、相手の陣地に先についたほうが勝ちというものである。
簡単にルールを説明すると以下のようになる。
● プレイヤーは順番に次のアクションのいずれかを実行できる。
①人形を縦か横に1マス動かす
②盤面の好きなところに壁を作ることができる
● 壁を使って、相手の進路を完全に封鎖することはできない
● 相手の進路を壁で邪魔しながら、自分の人形を相手の陣地まで先に到着させたほうが勝ち
このゲームのカギを握るのは壁をどう使うかという点である。壁の置き方や使うタイミングによって、相手の邪魔をすることも出来れば、自分を守るためにも使うことが出来る。
また、壁は1人あたり使える枚数が限られているため、使うタイミングも非常に重要になる。
見た目に高級感もあるので、プレゼントなどにもおすすめのボードゲームである。
6.クアルト(Quarto)
次に紹介するのは、『クアルト(Quarto)』である。
『コリドール』と同じメーカー(キャスト社)が作ったゲームであり、こちらも高級感がある。
4×4の盤面に全16個の駒を交互に配置するゲームで、立体的な「4目並べ」である。
ルールはシンプル。4種のコマを形、色、高さ、穴のありなし、いずれかの属性でそろえボードの上へ直線に並べれば勝ち。
7.ブロックス(Blokus)
最後に紹介するのは、『ブロックス(Blokus)』である。
アマゾンのボードゲームランキングでは常に上位になるフランス生まれのボードゲーム。2人から4人で遊べるため、家族でやるのにも良い。
ルール自体は囲碁に似ており、21個のピースを繋げていき、盤面をより多く自分の陣地にしたほうが勝ちというシンプルなものである。
ピースの形はそれぞれ異なるため、どの場面でどのピースを使うかが、戦略のポイント。
考えるのが好きな人におすすめしたいボードゲームだ。
【まとめ】ボードゲームは楽しみながら論理的思考力を鍛えることが出来る
いかがだろうか。
今回は論理的思考力を鍛えるのにおすすめのボードゲームを紹介した。
どれも非常に面白く、大変おすすめなので、是非買って遊んでみてほしい。
なお、記事とは直接の関係は無いが、論理的思考力を鍛えるにはプログラミングを学習するのも効果的である。
こちらにおすすめのプログラミングスクールを紹介しているので、是非参考にしてほしい。
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