こんにちは。わさお(@wasataka)です。
私は日系企業から経営コンサルティングファームに転職する前にMOS Excelの資格を取得しました。
MOSの正式名称はMicrosoft Office Specialistで、マイクロソフト社が認定する国際資格です。
ExcelやPowerPointのスキルを証明する手段としては最もベーシックな資格だと言えます。
日系企業ではそこそこExcelは使っていましたし、経営コンサルタントはExcelをよく使うイメージをもっていたので、自分のスキルを証明したいなと思ったのがきっかけです。
MOS Excelはスペシャリストとエキスパート(上級資格)の2種類が存在するのですが、私はいきなりエキスパートを受験し、合格することが出来ました。
↓こちらが資格認定証です↓
↓こちらが試験終了後にもらえる試験結果レポートです↓
試験会場でレポートをもらえますので、その場で合格かどうかが分かります。
勉強時間はだいたい30時間くらい(1日1時間×30日)なので、そこそこExcelを使っている人にとっては難しくないなというのが印象です。それと同時に試験対策をしていないと、合格できないなとも感じました。
今回はMOS Excel エキスパートを最短で合格する勉強法を教えたいと思います。
1.MOS Excelの最も効率的な勉強法
ここでは、MOS Excel エキスパートを合格するために最も効率的な勉強方法を教えたいと思います。
ちなみに、下位資格のスペシャリストは受験しなくてOKです。
MOSは受験料が高いので、受験1回で上位資格のエキスパートを取得するほうが良いでしょう。
スペシャリストとエキスパートの難易度に大差はないですし、私の勉強法であれば、Excelの知識がゼロからでもエキスパートを合格することは出来ます。
STEP1.基本操作は全て覚える
まずはExcelの基本操作は全て覚えてください。
実務でExcelを使っている人は問題ないかと思いますが、ほとんど使っていない人はここから始めてください。勉強時間としては20時間もあれば十分です。
ちなみに、私が言う基本操作とは次の通りです。
①ワークシートやブックの作成 ②書式設定 ③テーブルの作成 ④基本的な関数 ⑤グラフやオブジェクトの作成
ちなみに、基本的な関数ですが、下記の使い方が分かっていればOKです。
・SUM
・MIN/MAX
・COUNT
・AVERAGE
・IF
・SUMIF
・COUNTIF
これを見て、なんとなく大丈夫だなと感じる人はSTEP2に進んでもらって大丈夫です。少しでも不安を感じる方はここで基礎体力を身に付ける必要があります。
基礎体力を身に付けるには、体系的に学習出来たほうが効率的です。個人的には下記の参考書を買って、一通り勉強してみるのをおすすめします。
【Amazon.co.jp 限定】 Excel 最強の教科書[完全版]??すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術 (特典: 厳選ショートカットキー データ3種) 新品価格 |
MOSの基本的な操作を学ぶという意味では、この1冊で十分です。
STEP2.MOS試験対策をする
ある程度の基本操作を覚えたら、次はMOS試験対策をします。
ここからがこの記事の本題なのですが、MOSの資格を取得するためには試験対策が必須だと考えています。
Excelをある程度知っている人なら分かると思いますが、何か一つのことをやりたいときにExcelでは複数の方法が考えられます。
実務においては、その人にとってやり易い方法を選択すれば良いと思いますが、MOS試験においては正解となる1つの方法を選ばないと得点になりません。
つまり、MOS試験対策は正解とされている方法を勉強することが必須になります。
そして、試験対策として使うべき参考書は下記一択です。
Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2016 Expert 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター) 新品価格 |
合格者の私が断言しますが、この参考書だけをしっかりやれば合格出来ます。
逆に言えば、この参考書を使わなければ、合格はかなり難しいと思います。
2.MOSの資格は役に立つのか
ここまでの内容を見て、こう思った方がいらっしゃるかもしれません。
「MOSの資格って役に立つの?」
これに関しても私は断言します。
あまり役に立ちません!!
そう、残念ながらMOSの資格を持っていたからと言って、実務レベルではそんなに役に立たないのが現実です。。。
正直、私自身、MOSで正解とされているやり方で実務をこなしているわけではありません。
しかし、それでも私がMOS資格を取得して良かったと思うのは、Excelのスキルを客観的に証明することが出来るという点です。
転職の面接はもちろん、コンサルティングファームではプロジェクトのアサイン時に面接を行うことが多いです。
そのときに、パワーポイントやエクセルのスキルを口で説明するのはなかなか伝わりにくいと思います。
しかし、「マイクロソフト認定のExcel上位資格を持っています。(キリッ)」って言えば、相手は「ああ、それなりにExcelは出来そうだな」と思ってくれるのです。
つまり、結果的には
MOS資格を取って良かった!!
と思っています。
この記事で紹介した通り、MOS資格の難易度はそれほど高くはありませんので、是非チャレンジしてみてください。
それでは、わさおでした。
↓↓このブログが少しでもお役に立ったならば、応援クリック頂けると嬉しいです!↓↓