日本で利用されているスマートフォンのうち、iPhoneのシェアは55%を越える。
それほど、日本人の生活に浸透しているiPhoneだが、多くの人は初期設定のまま利用していると思う。
しかし、実はiPhoneは初期設定を変更することで作業効率を大幅にアップさせることが出来る。
今回はそのようなおすすめ設定を紹介したい。なお、何か特別なアプリを入れるのではなく、あくまでもiPhone上の設定で出来るものだけを紹介する。
設定編
キーボード
iPhoneのキーボードはデフォルトのままがベストではない。以下の5つを必ず設定するべきである。
- ユーザ辞書を設定する
- 自動修正をオフにする
- 自動大文字入力をオフにする
- 音声入力をオフにする
- フリックのみにする
上記5つは全て、「設定」⇒「一般」⇒「キーボード」から設定出来る。
では、それぞれについて説明したい。
(1)ユーザ辞書を設定する
まず、必ず行うべきはユーザ辞書を設定することである。あなたがよく使うワードを一発で出せるようにするだけで作業効率は大幅にアップする。
個人的には、下記は必ず登録しておくことをおすすめする。
- (自分のメールアドレス)
- (自宅の住所)
- お疲れ様です。
- ご連絡ありがとうございます。
- よろしくお願いいたします。
(2)自動修正をオフにする
自動修正とは、英語のスペルをiPhoneが自動で修正してくれる機能である。
確かに便利ではあるが、こちらが意図しない修正もされてしまうため、オフにすることを推奨する。
(3)自動大文字入力をオフにする
「自動大文字入力」は、英文字を打つときに、自動的に1文字目を大文字にする機能である。
あえて小文字で英文字を打ちたいときには、毎回解除するのが負担になるため、こちらもオフにしておこう。
(4)音声入力をオフにする
音声入力も利用シーンが限られており、使わない人が多いと思う。こちらもオフにしておこう。
音声入力をオフにすると、キーボードのマイクマークが無くなるため、押し間違いが無くなる。
(5)フリックのみをオンにする
スマートフォンを使っている人の多くは、フリック入力で文字入力をしており、キーボード入力は使っていない。
「フリックのみ」をオンにすることで、キーボード入力への切替が不要になる。また、英文字や数字への切替もすぐに出来るようになる。
この設定をオンにするだけで、iPhoneのキーボードで発生する多くの無駄な動きを省略できるため、おすすめである。
テクニック編
入力
入力に関するテクニックは知っているのと知らないのでは、大幅に作業効率が変わる。それぞれ紹介する。
カーソルを自由自在に動かす
iPhoneでは入力のカーソルを好きなところに持っていくのが非常に難しい。自分が入力したい箇所から1つずれてしまうといった経験はiPhoneユーザーは誰もが経験していることだろう。
そんなときに使えるのがこのテクニックである。
①キーボードの「空白」ボタンを長押しする
②キーボードの文字が消える
③長押ししたまま、上下左右に動かすとカーソルもそれに合わせて動く
カギカッコを一発で出す
実はカギカッコは、「や」を左右にフリックすれば、一発で出る。
なお、もう一つの方法としては、「かっこ」と入力するやり方もある。
Safari
高速スクロールをする
1ページが長いWebサイトの場合、スクロールをするのが負担になることがある。そのようなときは、高速スクロールのテクニックを使うべきだ。
1.スクロールバーを長押しする
2.スクロールが太くなり、高速スクロールが出来る
タブを一気に閉じる
Safariのタブを1個ずつ閉じるのではなく、一気に閉じる方法がある。
1.右下の▢を長押しする
2.タブを一気に閉じることが出来る
メモ帳
よく使うメモはピン留めする
メモ帳のうち、よく使うメモは、「ピン留め」しておくのが便利だ。ピン留めをすると、常にメモ帳の一番上に表示される。
1.ピン留めしたいメモのタイトルを右にスライドする
2.ピン留めされたメモが一番上に表示される
【まとめ】作業効率を上げるためには最適な設定とテクニックが必要
いかがだろうか。
今回紹介したテクニックで知らないものがあれば、是非試して欲しい。
作業効率を上げるのにきっと役立つだろう。
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