【まとめ】フルスタックエンジニアになるためのスキルをまとめてみた

こんにちは!わさお(@wasataka)です!

IT業界の人材不足が叫ばれている中、日本では「フルスタックエンジニア」じゃないとエンジニアとして生き残れない、なんていう言葉が聞かれたりします。

wasataka

よく聞くけど、フルスタックエンジニアって一体何なの?

今回はフルスタックエンジニアになるためのスキルについて解説したいと思います。

1.そもそもフルスタックエンジニアとは?

フルスタックエンジニアとは、システム開発にかかる「要件定義、設計、開発、テスト、運用」までを1人でこなせるスーパーエンジニアのことです。

通常、システム開発にかかる工程は分業化されており、各エンジニアは自分のスキルを活かせる工程を担当します。

しかし、フルスタックエンジニアであれば、これを1人でこなしてしまうというわけです。

2.フルスタックエンジニアはエセも多い

上記の通り、フルスタックエンジニアは何でもこなせるスーパーエンジニアですが、資格や定義が明確にあるわけではありません

そのため、世の中には全工程を少しかじっただけでフルスタックエンジニアと名乗るエセフルスタックエンジニアがいます。

人事採用で、フルスタックエンジニアという言葉を信じて採用したはいいが、現場に配属されたら使い物にならなかったということも起こりうるのです。

3.フルスタックエンジニアになるために必要なスキルは?

そこで、定義が曖昧なフルスタックエンジニアを私なりに明確化してみました。

これら全てを兼ね備えて、ようやくフルスタックエンジニアと言えるでしょう。

3-1.フロントエンドの開発言語を習得している

フロントエンドとは簡単に言うと、「ユーザーとデータのやり取りをする要素」のことです。

ユーザーにとって使いやすいUI、構成にすることが求められます。

フロントエンドの開発言語とは下記3つです。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

HTML

Hyper Text Markup Languageの略。Webページにおける「構造」を記述する。マークアップ。

CSS

Cascading Style Sheetの略。Webページにおける「装飾」を記述。スタイルシート。

JavaScript

「動的な処理」を記述。JSとも言う。

これらはフロントエンドエンジニアとしては必須の言語となります。

当然、フルスタックエンジニアにも求められるスキルになります。

3-2.バックエンドの開発言語を1つ以上習得している

バックエンドとは、ユーザーには見えない部分(サーバーやデータベース)を指します。

バックエンドの開発言語とは、以下のようなものを指します。

  • Java
  • PHP
  • Python
  • C#
  • Ruby

などです。

Java

Javaはあらゆるプログラミング言語のなかでも最もメジャーな部類に入ります。

Webや企業のシステムに使われることが多いです。求人数は最も多く、しばらく需要は無くならないでしょう。

◼️利用サイト

Google、Evernoteなど

PHP

PHPは学習難度が低く、初心者向けのプログラミング言語です。独学をしたい人には一番おススメのプログラミング言語です。

自由度が高いため、熟練のプログラマーには嫌われることもあります。

◼️利用サイト

FaceBook、Yahoo!など

Python

数学系の処理に強く、機械学習や統計などによく使われる最近流行のプログラミング言語です。

将来性という意味では最も期待できる言語かもしれません。

◼️利用サイト

Google、Instgram、DropBoxなど

C#

C#は初心者が学習するのに最適なプログラミング言語の一つと言えます。プログラミングの最初の壁になるのが開発環境の設定なのですが、C#の開発にはマイクロソフトのVisual Studioという統合開発環境(IDE)があります。

CやC++は機械の組み込み系で使用されることが多いですが、C#はビジネスアプリケーションで使用されることが多く、言語の使い分けがされています。

◼️利用サイト

Bing、価格.comなど

Ruby

国産のプログラミング言語で、小規模~中規模のシステム開発に使われることが多いです。独学はやや難しいですが、将来性もありおススメ言語の一つです。

◼️利用サイト

Cookpadなど

ちなみに、これらの5つは求人数が多い開発言語として、人気が根強いです。

プログラミング未経験の方は、いずれかを選択することをオススメします。

なお、プログラミング未経験の方におススメのスクールは下記の記事で紹介しております↓↓

【全て無料カウンセリング有り】ITコンサルタントの私が本当におすすめするプログラミングスクール4選

3-3.インフラに関するスキルを習得している

フルスタックエンジニアはインフラ構築も行います。下記のスキルを保有していることが望ましいでしょう。

  • ネットワーク
  • クラウド
  • サーバー
  • データベース
  • セキュリティ

3-4.プロジェクトマネジメントが出来る

フルスタックエンジニアが何でもこなせるといっても、システム開発はチームで行うことがほとんどです。

チームの生産性を最大限に高めるために、プロジェクトマネジメントのスキルも必須だと考えます。

システム開発の一連の流れである「要件定義〜保守・運用」までは一通りカバー出来る知見が必要です。

また、プロジェクトマネジメントスキルを体系的に習得していることも重要でしょう。

4.フルスタックエンジニアになるためのハードルは高い?!

今回は、フルスタックエンジニアに必要なスキルを定義させていただきました。

とはいえ、これだけのスキルを身につけているエンジニアは多くはないと思います。

それだけにフルスタックエンジニアは需要がありますし、食いっぱぐれることもないでしょう。

フルスタックエンジニアを目指す方は自身の持っているスキルを軸に、1つずつ新しいスキルを習得していくのが良いでしょう。

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